サッカー フォーメーション 5-3-2


フォーメーション 5-3-2

サッカー基礎講座では、サッカープレーサッカー練習をはじめとし、よく耳にするサッカー用語や練習方法、球の蹴り方や各ポジションの役割、戦術に関することなどサッカー初心者の方でも解かりやすく簡潔に説明しています。「これってどういう意味…?」などと思った方、サッカーをよく知らない人でも、分かったような気になるサイトです(笑)。サッカーのことでわからないことがありましたら是非、当サイトにおきまして、サッカーに関する知識を得ていただければと思います。まずサッカー(SOCCER)とは1チームが11人以下で2チームが敵味方に分かれ、一つのボールを手や腕以外の身体の部分(主に足)を使って奪い合い、移動させ、相手のゴールにボールを入れる球技です。手や腕でボールに触れた場合は反則となる。また、どちらかのチームが7人未満の場合、試合は開始されない。試合途中であっても強制的に終了となる。基本的には、得点を競う合うゲームで自陣ゴールを守りつつ、相手ゴールにボールを入れると得点が1加算される。試合は制限時間の満了によって終了し、時間内により多くの得点の数が多いチームが勝ちとなる。各チームには1人だけ、ゴールを守るゴールキーパーと言う特別な役割を持つプレーヤーを一人だけ配置することが定められている。ゴールキーパーだけが、自ゴール前の一定の領域(ペナルティエリア)内に限り、手を含む全身でボールを扱うことが許される。

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5-3-2





CF CF
CH CH CH
LSB RSB
CB CB
SW
GK


 システムの特徴

1950〜1960年代のイタリアサッカーにおける

伝統的な戦術、ファイブバックによるカテナチオが

基盤となっている。

堅守速攻型で失点を最小限に抑え、手堅い試合運びを

狙うときに用いることが多い。


ピッチ上に選手が均等に配置されているので位置関係が

明確であり、各ポジションのラインがフラットに

並んでいるためチーム全体をコンパクトに保つことができ、

非常にバランスに優れている。


攻守の中心であるセントラルハーフは最良のポジショニングを

意識し、ときにはポジションチェンジを行い連携をとりながら

チーム全体のバランスを維持し、安定感のあるプレーを

継続的に行わなければならない。


セントラルハーフの攻守の貢献度によって

試合の質が変化する。


スイーパーを配置することで、守備時の最終局面では

数的優位が作りやすく、相手の攻撃の芽を

摘み取ることができる。



 オフェンスの特徴

中盤の組み合わせ次第で、中央突破、サイド攻撃など、

攻撃方法をいかようにも設定できる。

中盤のパフォーマンスが低いと攻撃にバリエーションが無く、

単調な攻撃になりがちである。


セントラルハーフ3人の役割は各チームによって異なる特徴が

あるが、基本的には各ポジションに攻撃力、守備力、持久力の

優れた選手を組み合わせて起用するのが理想的。


例えば、フィジカルが強く突破力に優れたドリブラー、

アタッカーを最大限に活かすための高いパス能力のある司令塔、

驚異的な運動量でプレッシング、カバーリングに献身的な

守備能力の高いハードワーカーなど、多様な選手を

配置することで戦術の幅が広がる。


ワイドな攻撃を仕掛けるには戦術上、サイドバックの

オーバーラップが必要不可欠であり、中盤を

追い越す動きで連続的なサイド攻撃が可能。


ツートップの一角は万能型の点取り屋タイプ、

もう1人は長身で制空権がとれるフィジカルの強い

ポストマンタイプが理想的。


どちらもフィニッシャーとしての役割はもちろんのこと

引いて、二列目から飛び込んでくるためのスペースも作り出す。


 ディフェンスの特徴

ディフェンスラインからフォワードまでゾーンディフェンスを

一貫とし、ゾーンに相手が侵入してきたとき、

各選手がゾーンごとに対応するので役割分担が

はっきりとし効率的な守備が行える。

この時マークの受け渡しの連携が非常に重要で、

ゾーン間のマークの受け渡しが曖昧になると

相手選手がノーマークになってしまうので細心の

注意を払う必要がある。

例えば、危険とされるバイタルエリアに相手選手が

ポジションを取った場合、セントラルハーフが

最後まで付いていくのか、それともセンターバックに

受け渡すのか、その瞬間が最も危険であり、

リスク監理のためにも局面毎に役割を明確にしたい。

また、フォアチェックでの守備方法もあるが、ブロックが

乱れるリスクを伴い、ギャップができてしまう恐れがある。


マークのズレやギャップが生じてしまったときや

サイドバックが上がってりきってしまった後の守備時は

スイーパーがカバーリングを行うことで時間を作り、

ゴール前やバイタルエリア、サイドのスペースはしっかりと

ケアでき、強固な守備が行えるため簡単には入り込めない。


スイーパーにはディフェンス能力に特化した選手を

配置するとで、さらなる守備の安定化が計れる。


この戦術は自陣での我慢の時間帯が多くなり、精神的に削られ、

肉体的にも疲労してしまうおそれがあり、プレッシングが

機能しなかった場合には一気に崩されれることもある。


リトリートでの守備が適しており、ボールを奪ったら

攻守の素早い切り替えでカウンター攻撃に転じることが可能。





5−3−2
5−2−1−2
5−1−2−2

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