サッカー フォーメーション 3-2-3-2


フォーメーション 3-2-3-2

サッカー基礎講座では、サッカープレーサッカー練習をはじめとし、よく耳にするサッカー用語や練習方法、球の蹴り方や各ポジションの役割、戦術に関することなどサッカー初心者の方でも解かりやすく簡潔に説明しています。「これってどういう意味…?」などと思った方、サッカーをよく知らない人でも、分かったような気になるサイトです(笑)。サッカーのことでわからないことがありましたら是非、当サイトにおきまして、サッカーに関する知識を得ていただければと思います。まずサッカー(SOCCER)とは1チームが11人以下で2チームが敵味方に分かれ、一つのボールを手や腕以外の身体の部分(主に足)を使って奪い合い、移動させ、相手のゴールにボールを入れる球技です。手や腕でボールに触れた場合は反則となる。また、どちらかのチームが7人未満の場合、試合は開始されない。試合途中であっても強制的に終了となる。基本的には、得点を競う合うゲームで自陣ゴールを守りつつ、相手ゴールにボールを入れると得点が1加算される。試合は制限時間の満了によって終了し、時間内により多くの得点の数が多いチームが勝ちとなる。各チームには1人だけ、ゴールを守るゴールキーパーと言う特別な役割を持つプレーヤーを一人だけ配置することが定められている。ゴールキーパーだけが、自ゴール前の一定の領域(ペナルティエリア)内に限り、手を含む全身でボールを扱うことが許される。

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3-2-3-2





CF CF
OH OH OH
DH DH
CB CB CB
GK


 システムの特徴

1980年代から90年代後半にスリーバックを主体とした

フォーメーションの一つである。

当時の主流だった4−4−2に対する守備を重点に置き、

相手のツートップに対し、フォーバックではなくスリーバックでも

数的優位が保たれるとの発想から、ディフェンダーを

ツーストッパー+スイーパーという方法論に基づいて考案され、

対人能力に優れた2人をストッパーとして相手ツートップに

マンマークとしてつけ、スイーパーはそれらにマークのズレが

生じたときのカバーリング役としスイーパーが守備のバランスを

担うという考えであった。


ディフェンスの人数減らし、ミッドフィルダーに配置することで

結果的にデイフェンスラを3人にしたスリーバック、さらに

最大の特徴でもある厚い中盤が生まれた。


この特性を活かし中央の中盤を縦関係にすることで

役割分担を明確にし、オフェンス時とディフェンス時の切り替えを

スムーズに行うことができる。

中盤の人数を活かした、プレッシング、ポゼッションに

適している。


 オフェンスの特徴

中盤での、細かいパス交換から相手を崩し中央突破を

仕掛けることができる。


フィニッシュの局面ではツートップの存在度が高く、二列目からの

サポートがカギとなる。


オフェンシブハーフには相手のペナルティーエリア付近での攻撃に

変化を加えることで、バイタルエリアの攻略を担う。

パスセンスの優れたパサーやフィジカルの強いドリブラーなど

組み合わせ次第で攻撃方法をいかようにも設定できる。

3人の内1人は創造性、想像性、敏捷性などの能力に優れた

司令塔が攻撃のタクトを振ることでこの戦術が機能する。


ツートップの一角は決定力のあり個の能力に優れた万能型の

ストライカー、もう1人は長身で制空権がとれるフィジカルの

強いポストマンタイプが理想的。


 ディフェンスの特徴

基本的にはリトリートで守備を行い、ディフェンシブハーフが

2人いることで相手のセンターアタックに対しては強固で

安定感のある守備ブロックが形成できる。

スリーバックの性質上、どうしても両サイドに

大きなスペースができやすくサイドアタックに対して

脆さを見せることもあり、攻撃に人数をかける分、数的不利が

生まれてしまう。


ディフェンスラインはスイーパーを組み込んだときは

マンツーマンディフェンスで、相手のツートップに対応する。


フラットスリーの場合はゾーンディフェンスを敷いており、

局面によってオフサイドトラップを併用し相手の攻撃を

防ぐのだが、失敗するとディフェンスラインの裏に

膨大なスペースを与えてしまう諸刃の剣となってしまう。


オフサイドトラップは、ディフェンスラインでの連係が

非常に重要であるため、コミュニケーションが必要である。


これらをどう織り交ぜて守備を行うかはセンターバック3人の

戦術理解度によって決まってくる。


ディフェンシブハーフは多岐にわたり非常に仕事量が多く、

サイド後方とディフェンスライン前方にできてしまうスペースの

カバーリング、ロングボール・クリアボールなどの

ルーズボールを中盤でしっかりと収め攻撃の起点となる。

また、身体的な接触を要する相手選手へのプレッシングに

至っては、中盤だけでなく時にディフェンスラインに参加し、

常にインターセプト・パスカット狙っている。


オフェンシブハーフが戻って守備を兼任することもあり、

フォアチェックでの守備方法もあるが、オフェンシブハーフの

仕事量が非常に多くなるので、できるだけ負担を減らすため

ディフェンシブハーフのサポートが必要。


ボールを奪ったら攻守の素早い切り替えでカウンター攻撃に

転じやすく、オフェンシブハーフが下がり気味にポジションを

とっていたらポゼッションプレーも適用できるため、

攻撃の選択肢が広がる。


前線でのフォアチェックが機能すればショートカウンターを

仕掛けることも可能。





3−5−2
3−4−1−2
3−3−2−2
3−2−3−2
3−1−4−2

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